2月に舞台「巌流島」を観劇したのだが、初めて舞台を観劇(学校での行事であるような観劇は除く)したのもあるのか今でも忘れられない。
推し俳優である、押田岳目的で観劇した。この作品で押田岳は捨吉という百姓を演じる。公式ホームページで掲載されている捨吉の写真は百姓というより凜々しい武士にしか見えなかった。
だが、YouTubeに投稿されているゲネプロ映像や実際に観劇してみたところとんでもなく可愛いのだ。
どのぐらい可愛いのかと言うと、とにかく人懐っこい犬ぐらいには可愛いのである。飼い主が帰ってきた時には真っ先に玄関に向かったり、留守番の時にはかなり寂しがる犬と同じだと思っている。
巌流島の色々なシーンを振り返ってみる。例えば武蔵を見て何人かの村人達が怖がるのだが、捨吉は
むさしさま〜!!♡♡
と言い、武蔵(と小次郎)のところまで駆け寄るのだ。先程も書いたが、飼い主が帰ってきた時の犬過ぎる。小次郎も「捨吉の奴、近頃では昔馴染みの某よりすっかり武蔵殿に懐いておる!」と言うほどとんでもなく人懐っこい犬を感じる。
これも小次郎が言っていたが捨吉は非常に生真面目で優しい。あまりにも有望な人材である。社会人でも通用する捨吉、現世で幸せになってくれ。
また、武蔵と再会するシーンでは
むさしさま…?ほんとうにむさしさまだ〜!!♡もう一生お会い出来ないと思っていたので肝が潰れそうです!!😭
と武蔵がいるところまで駆け寄るのだ。やはり捨吉は犬である。前世は犬だったのでは?と思うほど。
捨吉の台詞は変換なしの全部平仮名になるというぐらいかなりふにゃふにゃとした言い方である。『むさしさま』と平仮名で書いたのはそういう事。
捨吉の可愛さはぶりっ子とかあざとくてごめんね♡という作り物の可愛さではない。自然に可愛さが出ている可愛さである。
余談だが、武蔵と小次郎の巌流島の戦い当時の年齢は武蔵が29歳で小次郎が18歳と言われているようだが、小次郎の出生年が不明の為真実は明らかになっていない(※演者に関しては小次郎の方が年上である)。捨吉は何歳の設定なのだろうか。元服はしてなさそう(15歳未満)。
未だに捨吉が忘れられない私だが、来月には西遊記を観劇する。これも押田岳目的だ。押田岳は西遊記では鹿力大仙(ろくりきたいせん)を演じる。鹿力大仙もきっと忘れられない役になるのだろうと楽しみである。公式ホームページでは写真を撮った時が金髪だった事もありかなり悪そうに見えたが巌流島同様、公式ホームページと違っており悪そうに見えるのは見えるのだが、実際は思っていた5000000000000000000000000倍は鹿の模様。私のフォロワーがせんとくんと言うぐらいかなり鹿。
そして捨吉、現世で幸せに暮らしていてくれ。
円盤欲しかったな